特年の一覧 製造枚数が少ない年を図柄ごとに

現行6種の図柄で最も少ない年は、1円が平成30年(440千枚)、5円と50円が平成23年(どちらも456千枚)、10円が令和5年(27,927千枚)、100円が平成13年(8,024千枚)、500円が令和3年(170,222千枚)です。ここでは「特年」を人の印象で決めず、同じ硬貨・同じ図柄の中で製造枚数が少ない順に並べています。

この一覧の決め方

「特年」は、製造枚数が少なくて見つけにくい年を指して使われる言葉ですが、どこからが特年かの決まりはありません。そこで、造幣局の「年銘別貨幣製造枚数」の列(=同じ額面・同じ図柄)ごとに、製造のあった年を少ない順に並べ、その順位だけを示します。額面や図柄をまたいだ比べ方はしません。1円の1,000万枚と500円の1,000万枚では、出回っている量に対する重みが違うからです。

製造が0の年は、その年銘の硬貨が存在しないので、順位には入れず下の別の表に分けました。造幣局の表は千枚単位で、千枚未満を四捨五入しています。数千枚の差は表の丸めの範囲なので、隣り合う順位の入れ替わりに大きな意味はありません。

現行6種の少ない5年

現行の図柄ごとの少ない順1〜5位(単位千枚)
図柄1位2位3位4位5位
1円アルミニウム貨
72年中
平成30年
440
平成23年
456
令和5年
463
平成29年
477
令和元年
502
5円黄銅貨(ゴシック体)
69年中
平成23年
456
令和5年
463
平成22年
510
令和6年
511
平成25年
554
10円青銅貨(ギザなし)
69年中
令和5年
27,927
昭和34年
62,400
昭和61年
68,960
昭和64年
74,692
平成25年
100,892
50円白銅貨
60年中
平成23年
456
令和5年
463
平成22年
510
令和6年
511
平成25年
554
100円白銅貨
60年中
平成13年
8,024
平成14年
10,667
昭和59年
41,850
昭和58年
50,000
昭和60年
58,150
500円バイカラー・クラッド貨
5年中
令和3年
170,222
令和4年
302,474
令和6年
336,227
令和7年
355,071
令和5年
362,527

1円・5円・50円の上位5年は、すべて平成22年以降の年銘です。この3種は平成22〜23年から、100万枚を下回る年が何度も出てくるためです。10円と100円は事情が違い、10円は昭和34年・昭和61年・昭和64年、100円は昭和58〜60年といった昭和の年銘も上位に入ります。500円の現行図柄(バイカラー・クラッド)はまだ5年銘しかないので、5年すべてが表に並んでいます。

旧図柄の少ない年

現行でない図柄の少ない順(最大5位・単位千枚)
図柄1位2位3位4位5位
5円黄銅貨(穴なし)
昭和23年〜昭和24年・2年中
昭和23年
74,520
昭和24年
179,692
———
5円黄銅貨(楷書体)
昭和24年〜昭和33年・7年中
昭和32年
10,000
昭和28年
45,000
昭和33年
50,000
昭和27年
55,000
昭和24年
111,896
10円青銅貨(ギザあり)
昭和26年〜昭和33年・7年中
昭和33年
25,000
昭和32年
50,000
昭和26年
101,068
昭和30年
123,100
昭和28年
466,300
50円ニッケル貨(穴なし)
昭和30年〜昭和33年・4年中
昭和33年
18,000
昭和32年
39,000
昭和30年
63,700
昭和31年
91,300
—
50円ニッケル貨(穴あり)
昭和34年〜昭和41年・8年中
昭和35年
6,000
昭和36年
16,000
昭和34年
23,900
昭和37年
50,300
昭和38年
55,000
100円銀貨(鳳凰)
昭和32年〜昭和33年・2年中
昭和32年
30,000
昭和33年
70,000
———
100円銀貨(稲穂)
昭和34年〜昭和41年・7年中
昭和39年
10,000
昭和36年
15,000
昭和38年
45,000
昭和35年
50,000
昭和40年
62,500
500円白銅貨
昭和57年〜平成11年・19年中
昭和62年
2,775
昭和64年
16,042
昭和61年
49,960
平成4年
88,130
昭和60年
97,150
500円ニッケル黄銅貨
平成12年〜令和3年・23年中
令和元年
76,956
平成31年
126,164
平成25年
137,892
平成27年
143,004
令和2年
143,928

旧図柄では、50円ニッケル貨(穴あり)の昭和35年6,000千枚、500円白銅貨の昭和62年2,775千枚、5円黄銅貨(楷書体)の昭和32年10,000千枚が、それぞれの図柄の中でほかの年から離れて少ない年です。ギザのある10円玉はギザ10のページに全8年銘をまとめています。

100万枚未満の年

造幣局の表は流通用と貨幣セット用を分けていないので、このサイトでは「セット用だけの年」と書かず、100万枚(表の1,000千枚)に届かない年を数字のとおりに挙げます。

100万枚未満の年銘(単位千枚)
図柄年数年銘と枚数
1円アルミニウム貨14平成23年 456、平成24年 659、平成25年 554、平成28年 574、平成29年 477、平成30年 440、平成31年 566、令和元年 502、令和2年 528、令和3年 845、令和4年 574、令和5年 463、令和6年 511、令和7年 595
5円黄銅貨(ゴシック体)8平成22年 510、平成23年 456、平成24年 659、平成25年 554、令和4年 574、令和5年 463、令和6年 511、令和7年 595
50円白銅貨9昭和62年 775、平成22年 510、平成23年 456、平成24年 659、平成25年 554、令和4年 574、令和5年 463、令和6年 511、令和7年 595

10円・100円・500円には100万枚未満の年がありません。50円の昭和62年(775千枚)は、昭和の年銘で唯一この表に入る年です。

製造0の年

造幣局の表で「0」になっている年は8つあります。その図柄が使われていた時期の中で、その年銘の硬貨だけが造られなかった年です。

製造0の年銘
図柄製造0の年銘前後の年(千枚)
1円アルミニウム貨昭和43年(1968)昭和42年 220,600/昭和44年 184,700
5円黄銅貨(楷書体)昭和29年(1954)昭和28年 45,000/昭和30年 0
5円黄銅貨(楷書体)昭和30年(1955)昭和29年 0/昭和31年 0
5円黄銅貨(楷書体)昭和31年(1956)昭和30年 0/昭和32年 10,000
10円青銅貨(ギザあり)昭和31年(1956)昭和30年 123,100/昭和32年 50,000
50円白銅貨昭和64年(1989)昭和63年 109,112/平成元年 245,000
100円銀貨(稲穂)昭和37年(1962)昭和36年 15,000/昭和38年 45,000
100円白銅貨昭和64年(1989)昭和63年 363,112/平成元年 369,000

昭和64年の50円と100円は昭和64年と平成元年のページで、ほかの4種と並べています。

出典と更新日

このページの更新日: 誤りを見つけたらお問い合わせから教えてください。