昭和64年と平成元年の硬貨 製造枚数を6種で比べる

昭和64年銘の硬貨が造られたのは1円・5円・10円・500円の4種で、50円と100円は製造0です。4種の合計は274,166千枚で、平成元年銘6種の合計4,800,790千枚の約5.7%にあたります。

1円昭和64 116,100千枚平成元 2,366,970千枚5円昭和64 67,332千枚平成元 960,660千枚10円昭和64 74,692千枚平成元 666,308千枚50円昭和64 製造なし平成元 245,000千枚100円昭和64 製造なし平成元 369,000千枚500円昭和64 16,042千枚平成元 192,852千枚
額面ごとの昭和64年銘(上)と平成元年銘(下)。横軸は同じ縮尺です。

2つの年銘の枚数と順位

順位は、同じ図柄の中で製造枚数の少ない順です。「順位/数」の数は、その図柄で製造のあった年の数です。

昭和64年銘と平成元年銘(造幣局「年銘別貨幣製造枚数」)
額面昭和64年(千枚)順位平成元年(千枚)順位
1円アルミニウム貨 116,100 24位/72 2,366,970 71位/72
5円黄銅貨(ゴシック体) 67,332 27位/69 960,660 68位/69
10円青銅貨(ギザなし) 74,692 4位/69 666,308 57位/69
50円白銅貨 0 製造なし 245,000 57位/60
100円白銅貨 0 製造なし 369,000 40位/60
500円白銅貨 16,042 2位/19 192,852 15位/19

昭和64年銘で分かること

昭和64年は1月1日から7日までの7日間だけの年銘です。それでも造幣局の表には、1円116,100千枚、5円67,332千枚、10円74,692千枚、500円16,042千枚が載っています。同じ図柄の中での順位は、10円が4位/69年中、500円(白銅)が2位/19年中、5円が27位/69年中、1円が24位/72年中です。

順位が上に来るのは10円と500円で、1円と5円は平成22年以降に100万枚を切る年が多数あるため、昭和64年でも中ほどの順位になります。「昭和64年だから少ない」と言えるかどうかは額面によって違い、10円と500円では言えても、1円と5円ではもっと少ない年がいくつもある、というのが表から読めることです。

50円と100円の昭和64年の欄は「0」です。造幣局の表で「-」ではなく「0」になっているので、図柄が無かったのではなく、その年銘では造られなかったという意味になります。このため昭和64年銘の50円・100円の硬貨は、通常の貨幣としては存在しません。

平成元年銘で分かること

平成元年銘は、多いほうで目立つ年です。1円の2,366,970千枚(約23億6,697万枚)は1円の全期間で2番目に多く、5円の960,660千枚も5円ゴシック体で2番目に多い年です。6種を合わせた平成元年銘の4,800,790千枚は、造幣局の表の年ごとの合計(4,800,790千枚)と一致します。昭和64年銘の合計も、表の274,166千枚と一致しています。

もう1つの改元:平成31年と令和元年

2019年にも、平成31年と令和元年の2つの年銘があります。こちらは6種とも両方の年銘で造られています。

平成31年銘と令和元年銘(造幣局「年銘別貨幣製造枚数」)
額面平成31年(千枚)順位令和元年(千枚)順位
1円アルミニウム貨 566 9位/72 502 5位/72
5円黄銅貨(ゴシック体) 16,946 16位/69 20,574 18位/69
10円青銅貨(ギザなし) 197,594 17位/69 137,026 9位/69
50円白銅貨 1,118 10位/60 42,502 29位/60
100円白銅貨 302,006 34位/60 58,614 6位/60
500円ニッケル黄銅貨 126,164 2位/23 76,956 1位/23

500円は平成31年・令和元年ともニッケル黄銅貨で、令和元年の76,956千枚は2代目23年銘の中で最少、平成31年の126,164千枚が2番目です。100円も令和元年が58,614千枚で、白銅貨60年の中で6番目に少ない年です。1円は平成31年566千枚・令和元年502千枚で、どちらも100万枚未満です。50円は平成31年が1,118千枚、令和元年が42,502千枚と、2つの年銘で大きく違います。

出典と更新日

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